【Tochigi-Toyama01】雨のロングライド初日、序盤で撃沈(栃木~=横川~軽井沢~上田~安曇野 150km)

From Tochigi to Toyama, 440km (-90km), had a trouble at the begining of the challenge.   ついに栃木-富山ロングライドを決行した。 計画は2月、夏の間に自信をつけて、10月に決行の運びとなった。 栃木を出発して利根川に沿って高崎を目指す。横川から碓氷峠を登り、軽井沢・小諸・上田と抜けていく。青木村から安曇野へ抜ける青木峠を越えたところで1泊。 2日目は、安曇野から大町、白馬とアルプスを横手に見ながら北上する。小谷を過ぎて姫川に沿って糸魚川にそそぐ。親不知を越えて富山県に入ったらゴールが富山湾越しに見えてくる。海沿いのサイクリングロードを最後の力をふしりぼって走りぬき、高岡にゴールした。   地図をよくみると不自然なGPSの軌跡に気づくだろうか。序盤からいろいろなことがありすぎて長くなりそうなので、2回に分けて書くことにする。   1日目 スタートは雨。午後からは晴れてくる予報なので、予定通り決行とした。集合地点は100km先、そのころには雨はやんでいるだろうか。先行きは明るいとはいえ、雨の中の走行は大変だった。   利根川に合流すると土手上サイクリングロード走行。前回は北側の土手を走ったので、今回は南側の土手にした。土手の上は風をもろに受け、なかなか進まない。集合時間に間に合うように出力を上げるが、速度がでない。たしかに向かい風だが、なにかおかしい。。。 やっと後輪の感触に気づいてチェックしてみると、雨に濡れたタイヤから泡が出ていた。泡の発生源には何か刺さっており、それを抜くと一瞬でタイヤがぺちゃんこになった。単に空気が抜けて走行抵抗が大きくなっていただけだった。   富山までの行程に比べれば、最初の一歩のような50km地点でのパンクに先が思いやられる。タイヤを貫通してダメージを受けていたチューブを交換する。タイヤは破片を抜いたのでこのまま使えそうだ。場所は土手上。風雨のふきっさらし。ロードバイクもどろどろでチューブ交換時にゴミを混入させてしまうリスクもあるが、穴の開いていないチューブに替えないことにはロードバイクのスピードはでない。慎重に新品チューブを挿入し、携帯ポンプで空気を入れた。これがなかなか大変な作業なのだがスピードを出すには高圧にする必要がある。 しかし携帯ポンプでなんど圧縮してもタイヤが膨らんでこない。なぜだ? 携帯ポンプ自体は空気を送り出しているのだが、なぜかチューブに空気が溜まっていかない。何度も試してやっと気づいた。。。新しいチューブにも穴が開いていた。新品で袋ごと持ってきたにもかかわらず、穴が開いている状態だった。これで手持ちのチューブはすべて穴あき状態。次の手段はパンク修理パッチだ。穴が開いている部位をきれいにして、糊付のパッチをペタリ、、、ぺろりん。雨の水分で接着できずすぐに剥がれてしまう。残り2枚、もう一度試したが2枚ともダメで、もう持ち手がなくなった。 パンク修理している間も雨に濡れ、風に吹かれ、かなり体温を奪われていた。ペダルを漕ぎ出せば一気に出力を上げて体温を上昇させられる目星はついていたが、その希望も失われた。実家からそう遠くない距離だったので、避難要請をした。   土手から降りて、小川を渡って、小学校の横に避難しているところ。かなり体温が下がっていたので、ある食料を食べまくった。それでもまだ震えが止まらない。もう高崎についているというあがわに連絡していると、迎えに来てくれた。いい年した息子の、こんな道楽にもかかわらず、いやな顔せず来てくれて本当に感謝しかない。(先週立山ガイドしておいてよかった) これであがわに合流できる希望が出てきた。栃木-富山の完全走破ではなくなってしまうが、なりふり構っていられない。あがわも出発しなければ今晩の宿に間に合わなくなる。クルマでロードバイクに追い付く作戦だ。クルマの中で落ち着いてパッチを貼りなおしたら、空気漏れなくパンクがおさまった。道中、新たに追加でチューブを調達した。これで再び走れそうだ。     あがわは横川の峠の釜めしおぎのやで待っていてくれた。数十分も前について待っていたとのこと。遅れて申し訳ない。 さて横川からもう一度ロードバイクにまたがる。ここまで80~90kmワープをしてきてしまった。それがGPSの軌跡にあらわれている不自然な直線部だ。   鉄道博物館を過ぎると、国道18号のバイパスと旧道の分岐がある。ぼくたちは旧道で碓氷峠を越える作戦だ。 昔は鉄道も走っていた碓氷峠。有名なめがね橋を通過。レンガ造りの鉄道の橋脚だ。勾配に弱い鉄道のため、ラック&ピニオンのアプト式でスリップを防いでいたということから、さぞや急こう配だろうと想像していたが、ロードバイクにとっては非常に快適な斜度だった。 旧道とは言えど、さすが中山道。雨や雪で少しくらいコンディションが悪くとも通行できるように計算しつくされた斜度設定がすばらしい。ロードバイクにとってはシッティングですいすい進めるくらいの斜度だった。交通量も少ないので、のんびり走行でもいいし、がんがん行きたければダンシングで攻めることもできる。コーナーの数は200近くにのぼり10km前後あるが、この区間はとても気持ちよかった思い出が残っている。まぁ、横川までクルマに乗せてきてもらって、脚も満タン状態なのだからあたりまえか。   碓氷峠に到着。ここから長野県軽井沢町になる。峠点をすぎるとすぐに軽井沢の街だった。碓氷峠というより、軽井沢の台地にあがる碓氷坂と言ったほうが正しい表現に思える。   軽井沢のコンビニで補給して、軽井沢の台地の上を快適に流す。多少のアップダウンはあるが、ちょっとくらいアップダウンがあるほうが走っている感じがする。 もっとも素晴らしかったのが追分あたり。ずっと国道18号線(中山道)をいっていても谷底に降りていくだけなので、県道80号線を使ったのがよかった。浅間山の山肌をなぞっていく道は、景色も良く最高に走りやすかった。あがわナイスチョイス!   小諸、東御と抜けていく。道の駅 雷電くるみの里で一休みして、上田で南西に方向を転換した。   青木峠に取り掛かる前に、道の駅で一休み。  …