【LRT】ムスメと宇都宮LRT観光乗車とウツノミヤテラス水遊び【Haga-Utsunomiya】
2023年8月29日 Haga-Utunomiya LRT on-board on the 4th day after the opening ムスメたちの夏休みも終盤。毎日の日記のネタ作り 思い出作りに8月26日に開業した宇都宮LRTに乗ってきた。 正式名称は、芳賀・宇都宮LRT。LRTは、Light Rail Transitで軽量軌道交通こと。このたび新たに栃木県宇都宮市と芳賀町をつなぐ路線が開業した。 日本には2023年現在、これだけのLRTがあるらしい。個人的には、富山県高岡市・射水市の万葉線が馴染み深い。俯瞰すると西日本に多いイメージだ。そんな中、東日本の栃木県に新たにLRTが開業した。万葉線以来75年ぶりと言うから驚きだ。今後のLRTの発展は、宇都宮LRTの成功にかかっているといっても過言ではない気がする。 夏休み中の平日。通学の学生も、開業直後の観光客も、少ないだろうと思って、このタイミングで乗りに行った。パーク&ライドの無料駐車場にクルマをとめると、電停に駆けていくムスメたち。 プラットホームではじめてのご対面型式はHU300-A/B。HUは芳賀・宇都宮の頭文字。300の下二桁がシリアル番号になっている。ハイフンのあとのアルファベットは宇都宮側がA、芳賀側がBになっていて、真ん中がCの3両編成で定員約160人。 LRTスタートブックなるものがあるので、詳しくはこちらhttps://u-movenext.net/assets/pdf/lrt_start_book.pdfLRTに不慣れな東日本人のために、乗り方だけ記録しておこう。 現金支払いの場合は、整理券をホームで取っておく。 SUICAなど交通系ICカードなら整理券は不要だ。 交通ICカードは、乗るときタッチが下側で、降りるときに上側をタッチする。 現金の場合は、先頭車両の前方ドアで運転士のチェックを受けて支払いをする。両替機もセットになっている支払機だ。ワンマンバスにあるタイプと一緒。 まずはJR宇都宮駅東口へ到着 最後に直角に曲り、在来線と平行に停車する。将来的(2030年代前半)には宇都宮駅西口へ延伸する計画もあるので今後も楽しみだ。https://u-movenext.net/westside/ 宇都宮駅東口で特筆すべきは、この広場。ウツノミヤテラスというらしい。噴水広場があり、ムスメたちは夢中になって遊んでいた。 びしょびしょになったが、暑い日だったので無事乾いてひと安心。 とちおとめアイスを食べながらLRTを眺める。直角コーナーで車体を折りながら、7号車が進入してきた。 宇都宮駅のコンコースはLRT祭りだった。 こんな感じで1番線、2番線ともに埋まることもある。いい風景だ。 宇都宮駅で用事をすませたら、一気に芳賀側の終点まで行ってみた。 始点から終点まで片道大人400円、子ども200円だった。 芳賀・高根沢工業団地が宇都宮LRTの終点。航空写真をみてわかる通り、自動車会社の門の前までLRTが来ている。 その自動車メーカーは本田技研工業。敷地内にも立体駐車場が見えるので、自動車通勤者が敷地も圧迫しているのだろう。LRTで「ホンダ渋滞」が緩和されることが期待されている。 帰りは車両後方の車窓後方は空いていたし、運転士や車掌もいないので、マナーを守りながら気兼ねなく撮れたのでおすすめ。 自動車道路と並走しているので、走っているクルマをとるだけでかっこよく見える不思議 勾配に弱いと言われる鉄道だが、結構なアップダウンがある。 住宅地の目抜き通りをLRTが駆け抜ける 宇都宮LRTは全区間複線で、将来的には快速と各駅停車で追い越しダイヤも運用される。 道路の横を走る区間もある。 現在の最高速度は40km/hだったが、将来的には70km/hを予定しているらしい。 途中の工業団地での直角カーブで、上下線がスライドした。 こんなぐにゃぐにゃなS字コーナーもある 飛山城跡のところでのアップダウン 鬼怒川を渡る橋は、LRT専用の新設橋だ。 鮎釣りと思われる釣り人がたくさんいた。 ということで、パーク&ライドできる平石まで戻ってきて、全区間の乗車を完了した。一往復したので800円。チョウジョの分を合わせても、1200円でかなり楽しめた。 これにて終了と思いきや、車内に忘れ物をしてしまったので、平石にある車両基地の事務所に行くことになった。 5~6両編成が車両基地で出番を待っていた。 顔ハメ看板の宇都宮LRT版で写真を撮れて、いい記念になった。 これで夏休みの宿題の日記を書いてくれれば幸いだ。何なら、路面電車に乗ったこと、ウツノミヤテラスの水遊び、買い物とレストランで、3日分くらい書いてもいいんだよ>チョウジョ