【2020 1st climb】登り初めは計画からの浮気で猿ヶ山敗退、袴腰山のみ山スキー往復【Hakamagoshi】
First mountaineering in 2020 went different route from submitted plan and failed. 2020年の登り初めに行ってきました。現地に着いて準備をしていると、提出した単純往復の計画どおりではなく、周遊で三山縦走したくなり、計画に反して行ってみたものの時間切れとルート不明瞭で敗退という、反省すべき結果になってしまいました。今後の反省の意も込めて、経緯やルートを書いておこうと思います。 当初は新潟のスキー場トップから周遊する計画を考えていました。計画書を提出するも、よくよく天気予報を調べてみるとスキー場ボトムは雨予報。雨の中歩きだすのは嫌だなぁと思って、取り下げて計画変更しました。 次の目的は富山県五箇山。昨年末行ったタカンボウ山のすぐ近くでボトムは雪がないのはわかっているのですが、なにより移動1時間未満とアクセスしやすいので五箇山にはまっています。一昨年DNSだった猿ケ山にリベンジする計画にしました。その東尾根が広い尾根で気持ち良いらしいので、その後に手に入れたPon2oonで登って滑ってみようと思いました。ということで、変更した計画は猿ヶ山に小瀬から単純往復。 雪をかぶっていない合掌造りの集落を抜けて、小瀬に進んでいきます。 ただ行ってみると一昨年のような雪の壁はまったくなく、あるのはただ茶色い林道です。(数日前にも五箇山に来ているので、わかっていたはずなんだけどなぁ。) ここからスタートしたらスキーブーツがどろどろになって、摩耗するなぁ、なんて小さいことを考えてしまいます。 スタート地点の周囲を見渡してみると、さらに北に延びていく林道があるではありませんか。地図と照合してみると、北に延びる林道は袴腰山の登山口のほうへと登っていきます。そこから袴腰山~三方山~猿ヶ山と縦走できるではありませんか。このルートなら、目的としていた猿ヶ山の東尾根滑走もできるし、素晴らしきプランに思えてきたのです。 スタート/ゴール地点は五箇山の小瀬から少し林道を上がったところ。本来は小瀬から猿ヶ山(左下)の東尾根に取りつく計画でしたが、浮気して実際に行ったのは北の袴腰山。 クルマで林道を北上していくと、積雪が増えてきました。積雪は高度に従順で、しっかりと高度をあげれば雪はあるのです。スキー場に雪がないのは、これまで想定していた雪のある高度が温暖化の影響で上がっているから。スキー場もアクセスしやすいようにできるだけ街に近くつくったところは今後も悩まされるでしょう。積雪が増えてアイスパートナー2がグリップしなくなってきたところに、ちょうど路側帯があったのでこれはナイスと思い、そこからスタート。 ちょっとクルマで偵察してみようくらいに思っていたのですが、雪が出てきて嬉しくなったのと、ちょうどよい路側帯に駐車できてしまい、順調なスタートと思ってしまいました。 スキーにクライミングスキンをつけて、舗装された林道を進んでいきます。だんだんと積雪は増え、障害物(落石や木の枝)も多くなってきます。このあたりはそれなりのクルマでないと通過できないでしょう。 今日の目的地、猿ヶ山が遠くに見えました。袴腰山~三方山~猿ヶ山と周遊して、猿ヶ山から滑り降りてくる予定。 小瀬から林道を詰めていくと、袴腰山の登山口に1時間30分くらいで到着。結構林道歩きは長かった。 袴腰山登山口から登山道になります。 結構な積雪。スキーを履いていると潜ることはありませんが、積雪としては腰の高さくらいはあるんじゃないかな。 登山口から10分くらい歩くと、避難小屋がありました。 このあたりは岩が露出していて木々がないので、袴腰山の展望がばつぐん。 その後、一度下って、そのあとの袴腰山への登りが急登でした。そのぶん開けたところの眺望はばつぐん。 雪質とクライミングスキンの相性はよく、予想以上の傾斜までスリップせずに耐えてくらたのですが、いつかは力学的な限界がきてスリップします。m g sinθ = μ m g cosθ の左辺が勝つようになるとスリップするので、まずはジグを切って実傾斜を抑えるます。でも狭い登山道でジグをきる回数ばかり増えて非効率。そしたら運動方程式に新たな補助項を追加するしかありません。ストックで右辺に補助力を加えてもダメなときは積雪で近くなった木の幹を引っ張り、なんとかスキーで登りきりました。 稜線が狭まってくれば、もう山頂は近い。 袴腰山1165mに登頂。 南展望所近くの三角点やそこにあるであろう標識は見つけられず。GPSで登頂記録。 北側に行けば猿ヶ山への続く三方山への稜線です。しかし袴腰山の登りで時間を使ってしまったのと、木や藪でルート不明瞭だったので、袴腰山で敗退としました。 当初計画していた猿ヶ山にまったく届かず敗退。しかも敗退の理由は、周遊ルートとして欲張ったから。まっすぐに猿ヶ山に挑んで敗退したならまだ諦めもつきますが、周遊として欲張って時間を使いきってしまっての敗退なので、不完全燃焼と言わざるを得ません。 クライミングスキンを剥いで、今シーズン初滑走。。。 が、しかし、 ものすごい急坂の狭い登山道でスキーで滑っている余裕はありません。板をぬいだら積雪に潜るので、スキーを履いたまま横向きになって慎重に下りました。できたターンはほんとうに数えるほど。やはり山スキーはルート選びも難しい。 急登の下りが終わったら、一度登り返し。 避難小屋まで戻ってきました。もうこの頃には視界がなくなってきたので、戻ってきてよかった。 なんとか登山口に戻ってきました。地図でみると無駄のない密度の高いルートに見えましたが、スキー縦走は厳しかったです。一度夏道で偵察して、また挑戦するかどうか判断したいと思います。 林道下山のころには雪が降ってきました。つくってきたトレースのボブスレー、、、とは行かず手や脚でこぎながら、長い林道を降りてきました。 クルマに戻るころにはまた青空も覗いてきましたから、山の天気はわからない。とりあえず下山、お疲れ様でした。 https://yamap.com/activities/5338557今回のルート。小瀬から南西の猿ヶ山に行く計画が、現場の判断で袴腰山からの縦走に変更してしまい、挙句の果てに袴腰山で時間を使い果たしてしまい敗退という無残な登り初めになってしまいました。 こういうあいまいな判断がいつかは事故につながると思うので、絶対にやらないように。 1月2日は五箇山のくろばの湯はやっていなかったので、高速道路の城端サービスエリア内にあるクアガーデンで入浴630円。移動時間に無駄もなく、泉質のおかげで若返って、いい湯でした。…
