【Takamine】水ノ塔山~篭ノ登山~高峰山2月快晴スキー周遊
2nd day: Takamine – Suinotou – Kagonoto – Takamine ski tour 健康ランドの仮眠室で寝て、今日も元気に山スキーに繰り出す。浅間山からのびる長野/群馬県境の稜線が眼前に広がる。お山が近いのは素晴らしい。 高峰温泉のある車坂峠までチェリーラインを駆け上がっていく。 ビジターセンター駐車場にクルマをとめ、山スキーを履いてスタート。。。しかしアサマ2000スキー場を横断する登山道は使えず、ゲレンデ脇を迂回しながらランプの宿 高峰温泉へと進路をとった。これなら高峰高原ホテル裏からの登山道を素直に登るか、高峰温泉への雪上車ルートのあるスキー場ボトムから登ればよかった。 高峰温泉からは水ノ塔山への稜線を登っていく。今日の行程は、水ノ塔山~篭ノ登山、できたら地蔵峠や湯ノ丸山まで行きたかったが、後半は時間切れで行けなかった。 水ノ塔山への尾根道登山道は、左側が崖で岩が露出している。岩が出ていてスキーで行けるか心配になった。だが、ご安心あれ、樹林帯の中に赤テープを発見した。おそらく積雪期専用のルートだろう、人一人通れる幅で雪がつながっている。 この積雪期ルートをとおっていくと、水ノ塔山へは北側から入った。北側には前日に登った根子岳と四阿山がよく見えた。前日とうって変わって本日は快晴だ、あとから記録をのぞいてみたら、まったく違う青空の風景が広がっていた、うらやましい。 今日は今日で、この稜線で素晴らしい景色を堪能しているのだから良しとしよう。水ノ塔山2202mからは、根子岳・四阿山とこれから駒を進めていく篭ノ登山がよく見えた。後方には浅間山があるのだが、樹木に隠れよく見えない。この先のお楽しみにとっておこう。 水ノ塔山から篭ノ登山の稜線はアップダウンがある。引き続き、シールオンのまま進んだ。狭い登山道ではボーケンも斜滑降もできずブレーキをかけられないので、特に狭いところは後ろ向きでシールの制動を使いながら進んだ。 稜線の木々は前日の着氷でとても綺麗だった。雪のついた木々が青空に映える。例によって篭ノ登山まであと少しのところで、本日初めての登山者とスライドした。 篭ノ登山(東篭ノ登山)2227mはガレた山頂で、スキーを脱いだ。ここからは黒斑山越しの浅間山がよく見えた。西篭ノ登山や行きたかった湯ノ丸山も見えたが、時計を見るとあきらめざるを得なかった。今日は14時には下山しなければ予定に間に合わない。 東篭ノ登山から池の平のほうにくだると石がなくなったので、スキー滑走とした。例によって登山道滑走は苦手。ロープが張ってあるので、きっちり登山道をトレースした。 古代の噴火口である池の平には滑り込まず、湯ノ丸高峰林道で高峰に戻る。池の平から高峰までなだらかな下り坂でやっとスキーできた甲斐があったというものだ。残り1/5くらいだけ、高峰温泉までシールで登り返して戻ってきた。 スキー場ではダウンヒルの大会がやっていた。せっかくだから高峰山にも行っておこう。高峰温泉から尾根を登り返して、高原ホテルとの分岐から高峰山まで片道15分の往復。夏道タイムだからスキーならさくっと往復してこられるかと思ったが、同じだけかかってしまった。明らかに中間点のほうが標高は高いが、平らな尾根の先端が高峰山となっていた。 あとは高峰高原ホテル・ビジターセンターまでの下山。この尾根もまだ登りがあり、エネルギーの切れたカラダにきつい。下りも登山道滑走する元気もなく、担いでツボ足で下山した。 素晴らしい一日だった。