【Rikuzen】震災伝承施設めぐり:石巻市大川小学校、陸前高田津波伝承館

2023年11月3日 Visited the facilities related to the Great East Japan Earthquake 東日本大震災の震災伝承施設をまわってきた。南海トラフ地震に備えるいいきっかけになったと思う。 に行った。三陸海岸沿いを中心に多くの震災伝承施設がある中の一部だが、百聞は一見に如かず。行ってよかった。https://www.thr.mlit.go.jp/shinsaidensho/map/index.html 昔は松島基地航空祭でよく出没していた東松島市。当時は整備されていなかった三陸自動車道で抜けて、河北インターチェンジで降りた。 北上川の堤防沿いに走って行くと、このあたりの地形がよくわかる。たしかに海からの距離はあるが、本当に平らな地形なのだ。 石巻市震災遺構大川小学校 訪れたのは震災遺構大川小学校うちの子たちに身近な施設を選んだ。 行って分かったがすぐ裏手に山がある。そこに津波到達線があり、2階建ての小学校校舎の屋根より高い位置である。この写真は、その到達線より高い位置から撮ったもの。 いまではこんな道になっている。当時はどのような道だったか知らないが、シイタケ栽培でこの山を使っていたようだ。この道を登っていれば、尊い命は助かったかもしれなかった。避難方法について考えさせられる施設だった。 これもうちの子が撮っていた写真。この記憶を教訓にしてほしい。 東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMIメモリアル)高田松原国営追悼・祈念公園タピック45(旧道の駅高田松原) 震災後に整備された防潮堤から、東日本大震災津波伝承館(左)とタピック45(右) 海岸線沿いに強固な防潮堤が続く風景は、心に響いた。 奇跡の一本松。海側のユースホステルが守ってくれたという。 陸前高田ほしぞらファミリーキャンプ場 気分を切り替えて、近くのキャンプ場に幕営。当時の津波浸水地域で、避難場所の説明を受けた。 奥に見えるのが高台の陸前高田市の市街地。歩けない距離ではないが、クルマで買い出しに行った。 地元でとれたサンマ炭火で焼くと外がカリッとして、美味しかった。 炭火で焼けばなんでも美味しい。 ニンニクとエビのアヒージョ的な 例年より気温が高い11月で、そこまで過酷なキャンプではなかったのがよかった。それでも、自然とたき火の周りに集まってくる。家ではできない団らんの時間となった。 薪は斧で割っておいたもの。1ヶ月強の乾燥でもよく燃えてくれて楽しかった。 火を見ていると時が経つのを忘れる。 左の氷上山に行こうかと思っていたが、のんびりした朝も悪くない。朝焼けきれいだった。 残りのたき火で暖まりながら、朝焼けを楽しんだ。 高台の市街地の公園。近くのスーパーの駐車場では防災訓練の準備をしていた。 天災は忘れた頃にやってくる。