2025年5月18日
New heroines come to mind via Oshi no Ko drama/film version.
以前、推しの子にはまった話を書いた。
【推しの子】と進撃の巨人 ファイナル完結編がよかった【Attack of Titan Final Part 4】
ただアニメーション版の進捗はまだシーズン2。ストーリーは核心に入ってきた感じがするが、早く先が見たい。これは世の常だ。エヴァンゲリオンも進撃の巨人も長い間待ちながら完結編にたどり着いた。劇場版エヴァンゲリオンには原作コミックスは存在しないが、進撃の巨人や推しの子には原作コミックスは存在する。エンディングを知りたければコミックスを読めばいい話なのだが、なぜかコミックスは読まない自分がいる。とっかかりのアニメーション版、(あればドラマ版、)そしてコミックスというのが自分の順序だ。
そんな層は少なくないのかもしれない。推しの子は、アニメーション版の後から実写ドラマ版が始まった。そして追い越した。実写ドラマ版に続いて、最終章となる実写映画版の配信が公開となったので見てみた。

なるほど、出だしからアニメーション版とは異なる。これはアニメーション版を見ている前提だから成り立つのだろうか。
『たしかに子ども時代の話はほとんどカットされてるもんね』『ハイテンポな掛け合いができる子役なんてまずいないからな』、『乳児がいきなり踊りだすなんてもってのほかだ』『そもそも漫画的なキャラクターが人気の作品を生身の人間で実写化すること自体ハードルが高すぎる』『人気漫画の実写化で炎上は免れない、宿命だよ』シーズン1、エピソード5のこの掛け合いは、実車ドラマ版のオリジナルだろう。自虐がきいていてよかった。
こんなくだりがありながらも、実写映画版ではなんだかんだ子ども時代の話も回収してみせた。こういう話の順番にしても成立するのか、と感心した。ただし、子ども時代の話も回収しつつ、最終章を描いた映画版だから、やや駆け足になった印象は否めない。ドラマ版ではじっくりと、やや間延び感もあるくらいに描いていただけに、スピードの違いは指摘せざるを得ない。
エンディングは分かった。すっきりした。
つぎは、これをアニメーション版でどのように仕上げてくるかだ。実写版だけだったら、ここまで盛り上がらなかっただろう。やはり本丸はアニメーション版だ。『人気漫画の実写化で炎上は免れない、宿命』なのだが、アニメーション版があとに構えているからこそ、大きな炎上はなかったと思う。
気になった俳優を書いておく。アイドルや若手俳優を描いた作品だから、どのキャラクターも20歳前後だ。20歳前後で演技が光った俳優が二人
- 茅島みずき(黒川あかね役)
- 原菜乃華(有馬かな役)
ストーリーの中でも恋のライバルとして描かれる二人が、演技でも光っていた。そして演技だけではなくバックグラウンドがあるのも人物像に深みを持たせていると思った。
茅島みずきは、ゴルフでもプロを目指していたと書いてあった。こういう違う路線での下積み経験は人物像に深みをもたせる。子どもたちの教育にも参考にしたい。
そして原菜乃華。キャストに名を連ねているくらいに思っていただけだったが、アニメーション映画すずめの戸締りをみて衝撃を受けた。主人公すずめの声優が原菜乃華だったのだ。
以前すずめの戸締りをみたときは専門の声優かとおもっていたくらいに自然な演技だったのが、それを演じていたのがあの原菜乃華だったとは。俳優があてている声でこんなにスムースなのは記憶にない、それくらいよかった。
有馬かなのツンツンした感じとはまったく違う方向の声が、人物像に深みを感じた。
自分とは二回りくらい違う年代ではあるが、推しの子ができた瞬間だった。実写版も悪くはない。









