2021年7月9日
Bought SEA TO SUMMIT Ultra light “AIR” mat
軽量コンパクトなエアマットを買い足しました。
買ったのは、SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット、STS)のUltra light AIR(ウルトラライトエア)で一番短い128cmです。
STSだけでもシリーズが多岐にわたり、
それぞれに”INSULATED”(断熱)や ”S.I.”(Self Inflation、自動膨張式)とタイプが分かれています。
正直分かりにくかったので、最軽量のものを買えたかどうか確認のために表にしてみました。
リンク先はロストアローのホームページで、データはそこから引用したものです。
今回買ったのは、Ultra lightのAIRで、XSサイズ(表中の太字)なので、ラインナップの中から最も軽いものを変えたことが確認できました。
Type | AIR | INSULATED | Q INSULATED | S.I. |
Ether light XT EXTREME S=168×55cm R=183×55cm L=201×55cm recR=183×64cm recL=201×64cm | | 厚さ=10cm、R値=6.2 R=720g, d17.5×24cm L=950g, d18.5×28cm recR=950g, d18.5×28cm recL=1,050g, d18.5×28cm | 厚さ=10cm、R値=6.3 R=685g, d17.5×24cm L=870g, d18.5×28cm | |
Ether light XT S=168×55cm R=183×55cm recRW=183×64cm | 厚さ=10cm、R値=1.2 S=370g, d9×19cm R=390g, d9×19cm | 厚さ=10cm、R値=3.2 S=470g, d11×24cm R=490g, d11×24cm recRW=630g, d11×28cm | | |
Ultra light XS=128×55cm S=168×55cm R=183×55cm | 厚さ=5cm、R値=1.1 XS=296g S=345g R=395g | 厚さ=5cm、R値=3.1 XS=349g, 径9×23cm S=430g, 径9.5×23cm R=480g, 径10×23cm | 厚さ=5cm、R値=3.5 S=480g, 径9.5×23cm | 厚さ=2.5cm、R値=2.6 XS=125×51cm, 385g, d11×26cm S=170×51cm, 520g, d13×26cm R=183×51cm, 550g, d13.5×26cm
厚さ=2.5cm、R値=2.9 Wmn=170×53cm, 545g, 13×27cm |
Comfort light S=168×55cm R=184×55cm recR=184×55cm | | 厚さ=6.3cm、R値=3.7 S=590g, d10.5×23cm R=640g, d11×23cm recR=680g,d11×23cm | 厚さ=6.3cm、R値=3.9 S=585g, d10.5×23cm | 厚さ=5cm、R値=3.1 S=170×51cm, 560g, 13.5×26cm R=183×51cm, 600g, 14×26cm
厚さ=5cm、R値=3.8 Wmn=170×53cm, 665g, d16×27cm |
| AIR | INSULATED | XT INSULATED | S.I. |
Comfort plus S=168×55cm R=184×55cm recRW=184×64cm | | 厚さ=6.3cm、R値=4.0 S=775g, d11.5×23cm R=845g, d12×23cm | 厚さ=8cm、R値=4.7 recRW=1185g, d14×28cm | 厚さ=8cm、R値=4.1 R=183×51cm, 970g, d17.5×26cm L=198×64cm, 1300g, d19.5×33cm recRW=183×64cm, 1380g, d22×34cm recL=201×64cm, 1470g, d23×34cm Dbl=183×128cm, 2635g, d25×66cm
厚さ=8cm、R値=5.1 Wmn=170×53cm, 950g, d18.5×27cm |
Comfort deluxe RW=183×64cm LW=201×76cm Dbl=201×132cm CB=201×115cm | | | | 厚さ=10cm、R値=6.5 RW=1995g, d18.5×64cm LW=2645g, d22.5×76cm Dbl=4445g, d30×65cm CB=3650g, d30×60cm |
| | | S.I. | plus S.I. |
Camp mat R=183×51cm L=198×64cm recRW=183×64cm recL=201×64cm | | | 厚さ=3.8cm、R値=4.2 R=705g, d16×26cm L=950g, d18×33cm recRW=1115g, d20.5×34cm recL=1180g, d21.5×34cm | 厚さ7.5cm、R値=4.3 R=880g, d20.4×26cm L=1185g, d21.6×33cm recRW=1220g, d20.4×34cm recL=1355g, d21.6×34cm
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最初は登山用だけのつもりでしたが、見始めたら面白くなってキャンプ用も一緒に載せました。
ロストアローのホームページにあるSTSものはすべて載せたつもりです。
あらためてSTSエアマット一覧表をつくってみて思うのは、なぜこういう一覧表の掲載が公式にないのでしょうね?
STSのホームページには最適なエアマットを選ぶフローがあって、最後にメールアドレスを入れるとその結果を教えてくれます。
ただ選択肢が、寒さに強いか/弱いか、重さを気にするかどうか、みたいな抽象的な質問で、そんなフローから得られた結果から決めることなんて、ぼくはしたくありません。
一覧表でも掲載して、国際規格のR値を見ながら決めたほうがいい気がするんですよね。
社内的にはあるはずなのに、掲載がないのはなにか販売的な意図を感じてしまうのは気のせいでしょうか。
ちょっと話がずれましたが、なにはともあれ、思い通りのものを変えていたことが分かってよかったです。
もう表を作り切って、やり切った感がありますが、レビューいってみます。
それでは開封の儀いってみます。
エアマットは六角柱のパッケージに入っていました。各面に商品の説明があるのですが、6面にすることで情報量を増やしているのか、見やすくしているのか
こんなコンパクトなエアマットです。(比較がないからよくわからないって)
もっているサーマレストの断熱材入りエアマットがかさばるので、今回はコンパクトなエアマットを選びました。
ここに空気を入れて、膨らませます。
秀逸なのはポンプバックが付属していること。直接吐息を吹き込むのって、けっこう疲れますよね。高地だと空気が薄いので、本気でやると息切れしたりします。
ポンプバックなら、ふ~とポンプバックを膨らませて、入口を絞って、手で空気を押し込んでいけます。
3回でほぼいっぱい、4回目でもう入らない圧になりました。
このセル構造が特徴です。
しっかりと地面との距離を離しつつ、カラダの周りにも空間を残すことで、ダウンシュラフの空気断熱層をつぶさないしくみになっています。
こういう断熱材なしのエアマットはうちにもあったのですが、空気を抜く時が大変でした。入口から迷路状になっていたので、しまうときなかなか空気が出ていかなかったのです。
でもSTSのセル構造は、プラグを開けたらすっと空気が抜けて、収納も楽ちんでした。すばらしい!
付属のパンク修理キットと、枕固定用のマジックテープ。
新しいマットを手に入れて、軽くてコンパクトになったので、次のテント山行が楽しみです。