【Adriatic Sea】飛行艇時代

Porco Rosso

 

VeneziaのMuseo Storico Navaleに行ってきました。

 

かつて地中海の覇者として君臨したVenezia海軍の歴史が中心に展示されています。

 

 

そこにMacchi M.5があったので、Porcoのアジトによじ登ったのもあり、『紅の豚』の世界に引き戻されました。

 

 

 

Porco Rosso搭乗機S.21のモデルは単葉のM.33のようですが、M.5から上の一葉をとれば似てきます。

あとはプロペラがプッシャー式かトラクター式かの違い

 

 

 

 

20世紀初頭、国の威信をかけて高速機のスピードを競っていました。それがシュナイダー・トロフィー・カップ

 

当時の限られたエンジンパワーで高速化するには、ドラッグを低減するように主翼の面積は小さく設計されていきました。面積が小さくなると相対的に単位翼面あたりに求められる揚力が上がるので、離陸するのにも高速である必要があります。陸地の空港だと滑走路の長さが限られていますから、波の穏やかな海で海面を滑走すれば理論上無限に滑走距離がとれるというわけ。内海であるアドリア海は比較的波が穏やかで飛行艇にうってつけだったのではないでしょうか。

 

 

 

 

そうそう話はかわりますが、イタリアサッカー代表の青、なぜイタリアントリコローレじゃないのか聞いたところ

サボイア家の御色だそうな

 

そこで『紅の豚』のSavoia S.21に話がつながっていくわけですw

 

 

 

 

 

『風立ちぬ』が公開されたようですので、観るのを楽しみにしています。

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