Submarine Nautilus in “Secret of Blue Water”(Japanese animation) inspired by “Vingt mille lieues sous les mers”
プラモデル断捨離の第二弾は、「不思議の海ナディア」に登場する万能潜水艦ノーチラス号です。
スケールサイズは不明、販売元はバンダイです。ノーチラス号とその台座、そしてナディアのフィギュアがついていましたが、人形は塗るのが難しいのでつくったことすらありません。
そもそもノーチラス号ってどんな色でしたっけ?というところから始まりました。潜水艦って水中のシーンのため、海の青い色に影響されて画面で見ている色は本来の色ではないはずじゃないですか。青色がかったその色で塗るというのも手なのですが、そもそもアニメにはノーチラス号全体が映るシーンが少なかった記憶で、潜水艦のシーンによくある巨大感を表現するために部分的に大写しにするようなシーンばかり、細部の色がどうとかこうとかまったくわかりませんでした。そもそもノーチラス号全体をあらためてみたのってこのプラモデルがはじめてだったり。。。結局色の設定は、箱の指示に忠実にやってみたつもりです。
メニューは基本的に、ゲート処理して、エアブラシ塗装、墨入れして、クリア吹き。ノーチラス号作例のページでも同じような色になっているので、こんな感じでよかったのかなぁと後付けで納得しようとしますが、正直イメージと違うんですよ~
まず艦橋はナウシカのオウムのようなデザイン。調べてみるとノーチラスってオウム貝って意味らしいのですが、そもそもオウム貝ってナウシカのオウムとは違いますよね。「ノーチラス号」はジュールベルヌの海底二万マイルのノーチラス号から、ナウシカのオウムのようなデザインは宮崎-庵野の師弟関係によるオマージュと考えるのが妥当だと思っています。
万能潜水艦ノーチラス号は、もともと宇宙戦艦だったという設定でその名称は「第二世代型惑星間航行用亜光速宇宙船ヱルトリウム」。ちなみにNノーチラス号は「第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦ヱクセリヲン」。設定って大事ですよね。その設定があるだけでイメージが膨らむし、物語に奥行きがでるから。
ノーチラス号の兵装ってどんなのでしたっけ?魚雷発射管もVLSもみあたりません。
主機関は常温対消滅エンジン。
ちょっと暗めに撮ったほうが水中の潜水艦っぽさがでていいですね。
でもこれくらいスケールダウンするとベースモデルの細部の作り込みが省略されていて、自分で追加しない限り表面がのっぺりとした感じになってしまい、好きなメカメカしさがちょいと不足していると感じてしまいます。とりあえず記録の写真も撮ったし、思い出も書いたし、満足。
断捨離、完
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