【Tateyama】ムスメと雄山を目指すも一ノ越手前まで【Kids trekking】

Tateyama trekking with 4-year-old daughter   1日目は立山山麓のグリーンパーク吉峰でキャンプをして、2日目は真っ暗なうちにテントを撤収してアルペンルートで立山室堂に行ってきた。 タイトルのとおり、チョウジョと雄山を目指すも一ノ越までの2/3くらいのところまで行って、もう戻ろうとなった。行ったことがない人にはどこのことやらわからないと思うので書いておくと、室堂(2450m)~1:00~一ノ越(2700m?)~1:00~雄山(立山)(3003m)という行程の、最初の1時間で歩いていく一ノ越までの2/3くらいのところまで歩いた。 タイトルを書いていてヒエラルキーが崩壊していたのが、ハイキング(Hiking)とトレッキング(Trekking)。室堂散策はどちらが近い表現なのかよくわからなくなった。ハイキングは自然を楽しむために野山を歩くことで、必ずしも山に登る必要はないそうだ。トレッキングは山歩きで特に高山のふもとを歩いて景色を楽しむこと。確かにトレッキングポールとは言うが、ハイキングポールとは言わない。ということでTrekingにした。 4歳児は何といえばよいか。4-year-oldと書けばよいが、長いし粋じゃない。Baby→Infant(話すことができるようになるまで) →Toddler (歩き始めたころ)、となってToddlerもイメージが違う。Preschoolerも未就学児だけど、Kidsでまとめてしまった。 とにかく4歳児が立山室堂からトレッキングで雄山を目指した話だ。   立山山麓の立山駅から勾配約30度のケーブルカー。6:00の始発。 その前に駐車場の混雑の話とか、チケットの話とかいろいろあるが、時間に余裕を持っていくべし、チケットは予約しておくべしくらいにまとめておく。   チョウジョはケーブルカーを前日からとても楽しみにしていた。オコジョとライチョの柄がかわいい、オレンジ色のボディ。   お次は、美女平から高原バス。高原バスと言っても普通のバスだ。クリーンディーゼルを積極的に謳っているくらい。今回のバスは日野の新型で、シート(合成?)革張り、USB充電ポート付きだった。約1時間のワインディングも快適だった。   早起きは3文の得。それ以上にお得で、立山室堂についてもまだ7:30。すごくのんびり準備したり、集合写真を撮ったりしても、歩き始めは8:30ごろだった。   石畳が歩きにくそうだった(室堂~一ノ越は石畳が整備されている)。ゆっくり手をつないで一ノ越へと向かった。チョウジョはひたすらおしゃべりしている。こんなに長くおしゃべりしたのは始めてというくらいずっとしゃべっていた。   チョウジョはご機嫌で、その証拠に登山道を横切る溝があるとジャンプで越えていく。しかも両足をそろえたアリエルジャンプ(マーメイドのアリエルね)とか言って。あまりジャンプしたりすると疲れちゃうだろうなぁと思ったが、モチベーションが一番大事だ。   ペースは休み休み。次のベンチに行ったらお水を飲もうといって、ひと区間ずつ伸ばしていった。室堂~一ノ越は、ベンチが数百メートルごとにある。ぐねぐねしている登山道の尾根筋の部分には必ずあるといって過言ではないだろう。   この区間はいろいろな人が登っている。老若男女、小学生くらいの子はよく見かける。おじさんおばさんは、頑張っている4歳児に声をかけてくれる。   がんばったが、室堂~一ノ越の2/3でもう戻ろうとなった。もう戻ると言ったら、頂上直下でもない限り無理しないつもりだったので、あとはお菓子を食べながらゆっくり下ってきた。標高で言うと2540mなので、一ノ越の2700mまでまだ登ってきた以上の高低差がある。来年一ノ越、小学生に上がるころに雄山(3003m)登頂できるかな? 引き返した地点の写真。頭の上に雄山頂上の社務所が見える。一ノ越は登山道を進んだ右の鞍部だ。 疲れてはいるが機嫌はよく、親の趣味についてきてくれてありがとうと言いたい。   引き返し地点から、室堂周辺を振り返る。雷鳥沢キャンプ場の先に下界の雲海が見える。   室堂山荘手前まで下山。ちょっと急なところは抱っこした。抱っこひもを出すほどではなく、傾斜が緩くなったら歩いてくれた。 お菓子はしょっぱい系がうけた。いつもは甘いのが好きなのにね。   室堂山荘前の広いベンチで大休止。ここは日差しと風のバランスがよく、景色も良いし本当に天国だった。   パンパンに膨れたランチパック。こういう非日常感も楽しかった。   ジジョたちと合流したら、室堂散策。 ミクリガ池まで行って、ソフトクリームを食べてきた。ソフトクリームを目標とするとToddlerの域を出ないジジョもちゃんと歩くのがすごいw   2日目、立山室堂もありがとうございました。   一人だけ大きなリュックを背負っているのは、これから1泊山籠もりのため。こどもが起きそうなので、次につづく。