【Sanbonyari】山スキーでジーンズ山麓〜中の大倉尾根〜三本槍岳〜スダレ山から一気に滑走【Mt. Jeans】

Ascent is bit slow but descent is very fast! Alpine ski to Mt. Sanbonyari in Nasu range 2021年2月28日 晴天微風の予報なので、三本槍岳にリベンジに行こう。これまで白河高原スキー場から赤面山まで、北温泉から中の大倉尾根敗退、三度目の正直は、マウント・ジーンズスキー場山麓からスタートした。 メインゲレンデはピステン作業が行われているので、今シーズンは休止の右側斜面から入山した。登っていると、背後の空が赤くなってきた。コーストップは連絡通路なく行き止まり。どうやってスキー場トップに行こうかと心配したが、杞憂だった。森の中にきっちり赤布でマーキングしてあって、たどっていったらスキー場トップに出た。癒される森の早朝ハイクになった。スタートは北温泉1086mより低いマウントジーンズスキー場945mだが、単純な登りでスキーを登ったほうが時間はかからなかった。 トラバースするとすぐ中大倉山1417mだった。一ヶ月ぶりの中の大倉尾根リベンジが始まる。前回の強風とはうって変わって、快晴微風。雲一つない青空だった。前日のトレースででこぼこになった雪面が凍っているが、斜度がゆるいのでスリップなどしない。やがて森林限界となりスダレ山への急登となった。クトーをつけようと思ったが、スキーのスロットが壊れており、柔らかい雪を繋ぎながら登った。前回はこのあたりで敗退だった。今回は視界良好で、赤面山の尾根もよく見えた。 スダレ山に登り上げると三本槍岳をとらえた。名前とは対照的に丸い山容。那須の主稜線は、風のためか、積雪は少なく登山道は土が見えているところもあった。ここも雪を繋ぎながら、三本槍岳頂上1917mに着いた。北には真っ白な旭岳、その奥には猪苗代湖までよく見えた。西に目を移すと、三本槍岳より低いが真っ白な山。調べたら大倉山と三倉山だった。南は那須岳の茶臼岳と朝日岳だが、那須の主稜線は雪付きがわるく、正直あまりそそられない。 下山はスダレ山まで板を担いだ。スダレ山の東面はいい傾斜の雪斜面になっている。ここで板を履いて、沢の源頭を滑った。最初はカリカリだったが、何ターンかこなすとザラメになった。開けた地形もあいまって、叫びながら気持ちよく滑った。尾根に戻らないと沢に吸い込まれるので、トラバースして中の大倉尾根上の滑走へ。スダレ山の斜面からたった5分で中大倉山まで滑ってきた。中の大倉尾根は、晴天で大勢の登山者が登ってきていた。 そのままマウントジーンズスキー場にトラバースして、余韻に浸りながら滑り降りた。まだ10:00、下山はあっという間だった。 https://yamap.com/activities/10090634 満月で明るい夜だった 美しい朝焼けだった 癒しの森を抜けて スキー場トップに出た 快晴微風の中の大倉尾根 スダレ山への登りのシュカブラ スダレ山~三本槍岳は積雪があまりなく、正直スキー向けではない 三本槍岳1917m到着! 板の左右が逆になってしまった 北側の旭岳。奥には猪苗代湖まで見える 西側のたんまりと雪が着いた大倉山 スダレ山東面と広い中の大倉尾根。気持ちよく滑れた 下山はあっという間だった!