【Hotel BRZ】ZD8型BRZの雪上車中泊

2022年1月15日

Stay in ZD8 type BRZ on snow for the first time

BRZ納車から3ヶ月、はじめて車中泊してきた話。
BRZにチェーンをつけての雪上ドライブもはじめてで、いろいろと勉強になった。

シグナルグリーン。BRZに荷物を詰め込んで、さぁ北上だ

東北自動車道(~二本松IC)はまったく雪はなく、これはすんなり行けるかもしれないとも思った、、、

しかし、いきなりアイスバーンとなり、撃沈

標高400mくらいから除雪があまいかな、と思ったがつかの間、日影の雪道となりノーマルタイヤではまったく歯が立たなかった。スノーモードなんて関係ない、ノーマルタイヤで発生できる摩擦係数μが小さすぎて、坂を登る駆動力F = μNが発生させられないのだ。


平らなところまでもどって、駆動輪の後輪にチェーン装着!

はじめてのチェーンを装着した走行だ。30km/hも出すと、タイヤがチェーンに乗り上げる振動がものすごい。そして燃費計は極悪な数値をはじき出していた。

でもチェーンは強かった。
ノーマルタイヤではまったく歯が立たなかったアイスバーンもぐいぐい登れる

チェーンを付けに戻ったものの10分で、楽しみにしていた温泉の最終入場に間に合わず、今夜は寒い夜を過ごすことになった。
最終入場に間に合わなかっただけで、温泉はまだ営業中。ぽかぽかになった方たちが帰路に着くのがうらやましい。


そう、外は寒いのだ

最終コンビニに向かおう

コンビニの縁石に寸止め。ここでぶつけていたら泣きっ面に蜂だった。


コンビニで食料を調達して、さぁBRZではじめての車中泊だ。

ホテルBRZにようこそ

後部座席を倒し、トランクスルーにする。
スキーなど荷物を片側に寄せれば、大人一人が横になれるスペースがとれるのがBRZのよいところ。

あたまはトランクのなかに潜り込ませる。前席との間にすきまがあるので、あたまを前向きにすると安定しない。足ならすきまに落ちても大丈夫なので、あたまがトランク側となるのだ。

電気毛布を敷いて、寝袋の中に入り、そしてあたまをトランクの中に潜り込ませた。
たしかに狭いが、なんとか寝返りをうてるスペースはある。エアマットを敷いたら厚みの分で寝返りができなくなるくらいの微妙な空間だ。

200Whのポータブル電源で、60Wの電気毛布は3.3時間しか持たない。あっという間にポータブル電源は底をつき、寒い夜を過ごした。



翌朝はスキー日和。
次の投稿で安達太良山山スキーのことは書く。

念願の岳温泉にも入れたし、さあ帰ろう。

完全な雪道なので慎重に
後輪に回転遠心力をかけすぎるとチェーンが心配なので、ホイールスピンはさせたいがしない

きもちいい雪道ドライブだった

標高も落として、路面にも路肩にも雪はなくなった。
うまい位置で止めないと裏側のフックに手が入らず、チェーンを外すほうが苦労した。

そしてチェーンとホイールの干渉痕。どうしてくれよう

スタッドレスタイヤを買って、時間と安心と楽しさを得るか、
冬季のドライグリップとタイヤ・ホイール代、タイヤ管理コストを払うか、
悩ましい。

スタッドレスタイヤのレンタルもあるようだ。
1泊2日で10000円くらい、1日追加で1000円くらい。
こちらも悩ましい。


そんな、はじめてのBRZ車中泊と雪道ドライブだった。