モンブラン登頂 ヨーロッパアルプス最高峰

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA今回シャモニに来た理由はヨーロッパアルプス最高峰のモンブランを登頂するため。

せっかく来たのに登頂できなかったらと思うと不安で、結構緊張していた。

今日(2009年8月6日) 登頂できてほっとしてます。

●1日目

今回のアタックはクラシカルなグーテルート

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バス、ロープウェイ、登山電車と乗り継いで、2372mから4807mを目指す。

富士山の3776mしか体験したことのない身にとっては、1000m以上高い高高度。

登山電車はグーテ小屋(3817m)宿泊の予定で来ている人たちでいっぱい。

まずは普通の登山道だが、がたいのよい西洋人についていく

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高度順応に使わせてもらったエギュ・ドュ・ミディの展望台が城のように見えた。
特に何をしたというわけでもないが、一日ゆっくり滞在して階段上り下りとかくらい

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一つ目の小屋テートルース小屋(3167m)のところに
INFO MONT-BLANCがありモンブランのコンディションを教えてくれる。
シャモニ着いてから天気予報に一喜一憂していたから知っていたが、2日間快晴!

もうひとつの関門として聞かれるのがグーテ小屋の予約。
100人の定員のなかで、基本的に予約がないと泊まらせてくれない。

今回の成功はぶっちゃけ、「天気」と「予約」
これを言ってしまうと、登頂の価値が下がるけど、これ本音。。。
運も実力のうちってことで許してww

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氷河をわたり、

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落石の多い岩場を登りきると、

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ものすごい岸壁にグーテ小屋が建っている(3817m)。
ここの高さが富士山山頂より高いから、宿泊するだけでいい高度順応になる。
実際、標高3000mオーバーの岩登りはかなりきつかった。

夕食はインターナショナルな面子ですごく楽しかった。
地元のガイド連中、フランスの家族連れ、ドイツ人、スウェーデン人、チェコ人
そして僕だけ日本人

●2日目

モンブラン登頂はガストン・レビュファが言うように早朝にこしたことはない。
早朝といっても深夜だ

2時起床、朝食
3時出発

先行者のヘッドライトがルートを照らし出す。

7割がガイド付き、2割が仲間内のアンザイレン、残りが単独といったところ

ここは4000mの高所。心拍をあげないように、一定のペースで休みを少なくした。

4000mなんて来たことないから、呼吸法もその場で編み出した。

肺が破裂するくらい、思いっきり吸い込む!そう過給するのだ。

先の大戦中、ターボ搭載の爆撃機を迎撃できずにただ空を見上げていた。
慣れてくると、ターボ搭載の迎撃機になったような気分だ。

ちゃんと過給すれば、体は動く。
ちょっとでも呼吸にミスると、死ぬほど苦しい。
たとえば写真を撮るときに、シャッタースピードが遅いから呼吸をとめて手振れを防ぐときww

それもそのはず、気圧は地上の半分!
570hPaしかなかった。どおりでよくオナラが出るわけだww

ちゃんと食べていたので、筋力的な問題はなかった。
高高度に順応できるかが、登頂の成否にかかってくる。

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2009年8月6日 7:30 ヨーロッパアルプス最高峰 登頂

見渡す限り、ここより高いところはない!

頂上で泣いてしまいましたわ。ウルウル

サポートしてくれた皆様方、どうもありがとうございました。

頂上には標識も何もないと聞いていたので、
モンブランケーキを食べることにしていた。

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どんなものなのか宿でも試食していったが、
冷えてもやっぱり離乳食の感じがする。。。

なにはともあれ、これで大手を振って帰国できます。
会社の席があるかどうかはわかりませんがねwww

 

2 thoughts on “モンブラン登頂 ヨーロッパアルプス最高峰

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