Super-fun demonstrations at Nakaya Ukichiro snow science museum
温泉の帰りに、雪の研究の第一人者、中谷宇吉郎の名前を冠した雪の科学館に行ってきました。

ちょっと入口がわかりずらいですが、橋を渡って屋上から入館します。
入館階はシアターがあるので、実質 地上階ワンフロアのこぢんまりとした科学館です。しかし雪のことならここに行くべし。実験もすごく面白くてオススメです!
今回みた実験をピックアップします。

ひとつめは、型で雪の結晶の形の氷をつくるというもの
これはあくまで雪の結晶の形をした氷ですが、四角い氷を型に入れると早変わり。その溶け方が想像以上に速くて驚きました。型の材質は熱伝達率のよいアルミ合金。
速さにもびっくりでしたが、単に溶けるだけではなく、状態変化したときに奪われた温度で再度凍るというもの

みごとな雪の結晶の形をした氷ができました。
もうひとつは、過冷却の水の実験。
英語だとSuper cooled waterって言うんですね。(overではない)

-5℃程度に静かに冷やされた「水」を使います。(家庭用冷蔵庫だと温度が低すぎたり、コンプレッサーの振動があったりで、氷になってしまう)
氷点下でも液体というのがポイント。水はきっかけとなるものごとがないと氷になりません。ペットボトルに入った過冷却水を強く降ったりすると、一気にシャーベット状の氷にかわります。おもしろい。

こんな使い方もできます。きっかけとしてすでに固体になった氷に過冷却水を垂らすと、、、氷筍になります。
また氷点下の気温の時の、吐いた息が白い現象。これもまだ液体の状態だそうです。口の中の温度の飽和水蒸気量より、気温の飽和水蒸気量のほうが少ないので、目に見えるようになりますが、てっきりそのまま冷やされて氷になっていると思っていました。
たしかに氷点下の気温の時でも、そうでないときでも白い息のぐあいは変わりませんものね。どちらも液体の状態説に納得、氷点下の場合は過冷却水と言えます。

氷になるきっかけとして与えたのは、プチプチシートのたったひとつのプッチン。たったこれだけできらきら光るダイヤモンドダスト、つまり氷になりました。
ダイヤモンドが上空でできて、降ってくる間に結晶が成長してできるのが、雪の結晶。大気の状態によって結晶の形が違うので、中谷宇吉郎は「雪は天から送られた手紙である」と表現して、雪の結晶の形から気象を予測する手法を発表しました。

シャボン玉の膜も凍ります。きれい。
触ると、指が触れたところだけが融けて、氷の膜は残ります。おもしろい
家で子どもとやりたくなる実演実験でした。むしろ大人のほうが夢中こと間違いなし。近くをとおった際は、ぜひおすすめです。
中谷宇吉郎 雪の科学館(加賀市):
http://kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/yuki_home/
こんなところも見つけました
雪の美術館(旭川市):
http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000465.aspx










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