2022年6月11日
Mt. Ushidake is also the mountain which can be climbed by road bike.
6月は梅雨の時期ではあるが、曇りであればロードバイクにはもってこいの季節だと思う。曇りなら暑くないし日焼けもしない、なにより6月は日が長いのだ。
今日はツマのロードバイクをかりて、山を目指すことにした。
2020年10月のチャリミネンコ以来かもしれない。2021年の春はこけてケガしていたし、夏は自分のロードバイクをもってきたので、こちらには乗っていなかったのだ。
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クイックなハンドルに感覚を慣らして、庄川の土手沿いをひたすら遡っていった。
行きは、風が追い風で快適だった。
小一時間走ると山が近くなってきた。庄川温泉郷だ。
庄川の水記念公園で小休止。ここから川は山間部に入り、行程もヒルクライムになる。
ロードバイクステーションがあったり、足湯があったり、至れり尽くせりの庄川温泉郷。
庄川の歴史も学べるところがあるので、また来よう。
さあ、ヒルクライムだ。
引越してから毎日プチヒルクライムがある経路になって半年。登りは強くなっているだろうか
庄川から分かれ、林道牛岳線で牛岳頂上を目指す。
富山にはロードバイクで頂上まで行ける山がいくつもあって、それらを開拓している。
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白木峰はロードだとちときつそうだが、マウンテンならいけそうだ。
久しぶりのヒルクライムはやっぱりきつかった。きつくてあまり記憶がないが、シッティングとダンシングを織り交ぜながらの登りができてきた気がする。
傾斜が緩くなると、牛岳トンネルだ。中はひんやり涼しかった。
牛岳トンネルをすぎると、最後の急登 林道鍋谷線。
全長4428mで500m登るのだから、平均勾配が10%を超えている激坂だった。
見てわかる通りコンクリート道路。勾配が強いとロードローラーをかけずらいためコンクリートにするそうだ。途中アスファルト区間があってそこは勾配が緩く癒し区間だった。
林道鍋谷線はまじ激坂で、コンクリート区間は歯が立たず歩いた。
頂上から水平100mのところまで舗装道路が続いていて、駐車できそうな砂利のスペースまであった。
階段の登山道をロードバイクをころがして登ると、牛嶽大明神に着いた。
年末は雪がたっぷりあったが、6月ともなればまったく雪はない。
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今日はユニオンジャックのサイクルジャージで来たので、西側を向いて女王陛下ばんざいしておいた。
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帰路も往路をたどる。
林道鍋谷線のくだりはブレーキ不良があったら事故るくらいの激下りだ。握力がなくても事故る。
牛岳トンネルまでくれば傾斜が落ち着いてくる。
帰りは小牧ダムに寄ってみた。
昭和5年(1930年)にできた重力式コンクリートダムで、当時は東洋一の高さを誇っていたという。
こういう寄り道がロードバイクの旅のいいところ。
ダムは、国の有形文化財に登録されている。
92年前のコンクリートは、いまだに力強く水を蓄えている。
帰りの庄川サイクリングロードは、向かい風できつかった。
https://yamap.com/activities/17872423
ビールがうまい。
素晴らしい一日だった。
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