泥酔のち登山【扇沢周遊縦走】

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAサークル夏の会で泥酔してしまいました。。。
真昼間から汗びっしょりになりながら飲むもんだから、
体中の水分がアルコールに置換されてしまいましたよ。

もっと話したいことがあったのに。。。
大変ご迷惑をおかけしました。

新宿では座り込み、電車は乗り過ごし、駅で寝て、なんとか実家にたどりついた。。。

胃の中をからっぽに軽量化して、いざ扇沢へ! (助手席で爆睡。。。)

すき屋でみそ汁のんだら、ちょっと回復した。

登り始めて、汗かいたら完全に回復した。

今回のルートは、先月登頂した爺ヶ岳から南へルートを延ばすべく
扇沢をベースとした周遊縦走(爺ヶ岳~蓮華岳)

1日目の稜線は雲の中で、爺ヶ岳、岩小屋沢岳をとって新越山荘へ

小屋泊の一般縦走なので、アクセントをつけようと
今回は食事と酒に力を入れることにしていた。

食事は大成功。
特にラー油チャーハン。「サトウのご飯」にラー油を混ぜてから炒めて味付け。
味はもちろん、水は使わないし、コッヘルにもぜんぜん焦げ付かないのが◎

酒は精神的にも、肉体的にも拒絶反応がでてぜんぜん飲めなかった。
当然ただのウェイトとなるわけであります。

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2日目。快晴

右手(西)に剱岳、立山を見ながら、南進する。

先日、『剱岳 点の記』をみたら、また長次郎谷をやってみたくなった。

立山は残雪が残っていて、いいかんじ。10月が楽しみだ。

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左手(東)に扇沢を見下ろしながら、関電トンネル破砕帯のはるか上方を越えていく。
昨年、モンブラントンネルの上方をトレースしたのが懐かしくなる。

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ほどなくして黒部ダムが見えてくる。
立山連峰と後立山連峰に挟まれた広大な領域の水量を、高さ186mの堤が受け止める。

針ノ木岳からの展望はすばらしい。
北は後立山連峰が遥か遠くまで続く。
西には黒部湖と立山連峰。
南は高瀬ダムと穂高連峰。
北アルプスほぼ全山が見えるが、これを一筆書きするとなるとスケールに圧倒される。

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途中、大学山岳部と思しき4人組とすれ違う。
ただすれ違うだけで芳しい香りがすることから入山1週間は超えているだろうと推定し、
荷物の大きさから全山縦走かと うらやましく思うわけであります。

蓮華岳を取るころになってきて、ガスが沸いてきた。

ここから南はまた今度のお楽しみ。

針ノ木雪渓を下る。

斜度は転んでも止まる程度だが、この時期となるとクレバスが口を開いていて、
ルートを示すマーカーがクレバスへと導いていくからいやらしい。
冷気で一面ガスっているから、注意が必要です。

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あとはひたすら森の中の登山道を下って、扇沢ターミナルに到着!

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山では酒より水がうまい!

フォト:
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