【WRX S4】『うちの』GG3Pとは格が違います

Tried SUBARU WRX S4 test driving   スバルの新型WRX S4に試乗してきました。 比較対象はうちのGG3P(Turbocharged 2.3L 4WD Mazda6)です。共通点は四駆ターボで一見似たようなカテゴリにいそうですが、いろいろな意味で格が違いました。。。そうです、うちのGG3Pパワーなさすぎ。。。 まぁ、こうやって書いているってことは、買わない(買えない)ってことなんですけどね。   レヴォーグ(Levorg)顔です。WRXはインプレッサではなく、レヴォーグがベースになりました。   WRX S4とWRX STIの主な違いは以下のとおり トランスミッション:CVT(オートマチック)=S4、マニュアル=STI アイサイト:あり=S4、なし=STI パワーは:300PS=S4、308PS=STI とあまり変わらない。 基本的にオートマ=S4、マニュアル=STIと思っていれば間違いがないようです。したがいまして、S4にマニュアルトランスミッション仕様はないし、STIにCVT仕様はありません。 値段の差が40万円以上あるからいろいろと違うのでしょうが、WRX S4のほうがずっとお得感があります。ということで、この車種なら個人的にはS4の一択。     ということでSTIは置いといて、他のクルマとの比較いきます。他のクルマ=『うちの』GG3Pですが、、、 (あくまでも「※個人の感想です。」) WRX S4のJC08モード燃費は13.2km/L。ノーコメントです。でもコメントすると、置いてきたはずだったSTIは9.4km/Lだから、S4はよくセッティングされているようです。しかしカタログ燃費で13.2km/Lは厳しい数字。ちなみにGG3Pの「実燃費」は10.96km/L。   つぎ室内空間。GG3Pよりずっと狭かったです、足元の空間が。別に長距離ドライブも問題ないスペースでしたが、想像より狭かった。レヴォーグってレガシーモデルチェンジの肥大化の産物として生まれてきた新しいクラスだから、そのあとの伸びしろをとっておくかのようなホイールベースの短さ。 後部座席が6:4で倒れてトランクスルーになるのは、GG3Pにないうらやましいポイントでした。   そしてトランスミッション。WRXでオートマと思うなかれ。CVTがとても心地よく変速してくれます。それにしてもよく300馬力を受け取れるCVTもすごいですね。 ゆっくり加速時はエンジン音も含めて静かで、高速道路のドライブも音楽を聴きながら、おちついておしゃべりできそうだなと思いました。 減速したいときなど、ちょっとエンジンブレーキが足りないなと思ったら、左のパドルシフトでギアをおとしてみます。シフトレバーはM(マニュアル)レンジではなく、Dレンジにあったとしてもパドルシフトは操作可能とのこと。これがとてもよかった。Mレンジにしておくと、ずっと操作しなきゃいけない義務が発生するのですが、Dレンジにしておいてパドルシフト可能となれば権利だけで義務は発生しません。数秒でインジケータはギア番号から”D”にもどり、通常モードに戻ったことを教えてくれます。好きな時だけ、アクセルで操作できるようなギアに調整できる!これが楽しいしラクチン。変速ショックもまったくといっていいほどないし、ワインディングドライブがほんとうに楽しめそうです。   最後はお待ちかねのパワー感。 アクセルを床まで踏んでみました。。。 。。。 一瞬の遅れの後、怒号の加速!!! しっかりと確認したわけではないのですが、「一瞬の遅れ」はターボラグではないように感じました。電子制御スロットルの遊びというか、変速の遊びというか、ほんとうはラグなしにできそうな感じなのに、「本当にいいの?」って聞いてくる感じの「一瞬の待ち」でした。 その後に来る加速がGG3Pとは桁違い。まあ、『うちの』GG3Pがパワーがないだけなのか、「一般的に」GG3Pがパワーがないのか分かりかねますが、300PS=S4と272PS=GG3Pの差がこれほどのものかと。(『うちの』GG3Pは181PSでしたね。) 同乗していたツマはSW20(245PS)と例えましたが、変速に途切れがないぶんずっと速いと思います。   いやぁ、トランスミッションが心地よくて、パワーも申し分なくて、ほんとうにいいクルマでした。それだけに燃費性能がもったいないように感じました。