【Takambo】タカンボウ山スキーリベンジ

The last mountaineering in 2019 to Mt. Takambo, which I couldn’t reach the summit in 2018.

昨年の同時期に敗退したタカンボウ山にリベンジに行ってきました。もう2019年は山に行かないと思って山行まとめを書いてしまいましたが、更新しておきます。

昨年は吹雪で敗退したのですが、今年は晴天かつ雪不足なコンディション。12月下旬なのに雪不足でオープンできないタカンボースキー場をつぼ足で登って、スキー場トップからも尾根をつぼ足ハイク。第二鉄塔からやっとスキーを履いて登頂となりました。

今シーズンはじめての山スキー。クライミングスキンは2シーズン目でしたが、粘着剤の劣化は感じず一安心。

スキー場について雪の少なさに唖然とした。
でもせっかくの快晴のもとの半日の自由時間、行かないで後悔より、行って後悔したほうがいいので、スキーを担いで出発した。

雪不足でオープンできないタカンボースキー場を登ります。草が見えているので、もっと降らないとオープンできない。

積雪はくるぶしもいかない。

さくっとスキー場トップに到着。
山は電線がないと書きましたが、タカンボウ山は高圧電線が横断しているんですよね～

タカンボウ山への尾根。まだ雪が少ないので、つぼ足で登った。朝日が稜線からでてきて、雪面がきらきらひかって綺麗だった。来てよかったと思った瞬間。

第二鉄塔到着。スキー場トップが第一鉄塔で、尾根上に二番目に出てくるから第二鉄塔。第二鉄塔でタカンボウ山までの半分くらいらしい。
ここあたりから傾斜が緩くなっているので、担いできた山スキーを履いて登ることにした。やっとPon2oonの出番だ。

小動物たちの楽園。タカンボウ山までの尾根上は、ずっと小動物の足跡に導かれていった。ありがとう。

夏道のないタカンボウ山とはいえ、傾斜が緩くなってくる第二鉄塔以降はマークがいたるところにあった。小動物たちもそれがわかるのか、きっちりマークをトレースしているから動物の登山本能に感心する。

スキーを履くとパウダーでもまったく潜らない。第二鉄塔から先はつぼ足では無理な積雪だった。スキーを担いできてよかった。

タカンボウ山の山頂ロックオン。ここまで明確にマーキングがしてある。

タカンボウ山1119m登頂。なだらかな地形でどこが山頂なのかわからなかった。標識もみつからずざんねん。

山スキーできたよ、という証拠写真。

山頂からお楽しみの滑走、、、と思ったが、ブッシュも多くて滑れるようなコンディションではなかった。
ということで、下りもクライミングスキンをつけたまま、滑らせながら、歩きながら下山することにした。クライミングスキンをつけたままだと、足元にへんなブレーキがかかっていやなモーメントが発生するが、ブッシュを抜けていくせまい登山道一本道だからスピードは出せないし、下山も多少の登り返しがあるのでクライミングスキンのつけなおしが面倒だったから。

これを言っては元も子もないが、山スキーでなくてスノーシューがベストだと思った。

山頂手前の小ピークは、下山時は巻くようにくぼ地を通ってみた。枝やブッシュが多いが、抜けられる。

下山は速い、30分で第二鉄塔到着。
第二鉄塔より下は細い尾根だし、斜度が急になるので、スキー（とはいってもクライミングスキン付きで降りてきた）はおしまいにして、担いだ。

第二鉄塔より下の尾根上の斜面。ほら急でしょ。

20分でスキー場トップに到着。

下山中にみつけた氷の結晶。ムスメたちがアナと雪の女王にはまっているので撮ってみた。

スタートから4:15でタカンボースキー下山。

昨年の吹雪敗退とはうって変わって、絶好のコンディションで難易度はさがって拍子抜けした。でも2019年最後にリベンジで登れて本当によかった。

下山後は五箇山くろばの湯で汗を流した。まだ11時だからか空いていて、露天風呂からの景色も開放的で、最高のひとっ風呂だった。やはり登山と温泉はきっても切り離せない。