Toward Mt. Akaushi crossing deep Kurobe in Japan Northern Alps.
シルバーウィークに休みがもらえた。今年盛り上がっている黒部最奥の赤牛岳に行ってみよう。ついでに黒部横断する計画を立てた。
長野県大町側の高瀬ダムから、富山県の立山に横断した。
1日目は、
七倉ダム(七倉山荘)までマイカーでアクセスして、
高瀬ダムまでタクシー、
そして、高瀬ダムからブナ立尾根を登って烏帽子小屋までとした。
2日目に烏帽子小屋から水晶岳を越えて赤牛岳を狙うところが核心だ。
家族の帰省の途中で、七倉山荘まで送ってもらった。感謝。
マイカーは七倉山荘前までなので、ここから先は特定タクシーに乗るか、歩いて行くか。昼出発で時間もなかったので迷わずタクシーに乗った。
日本第二位という高さの高瀬ダムの堰堤を登りきると、エメラルドグリーンのダム湖が見えた。
北アルプス稜線の烏帽子小屋へは、奥に見えるトンネルを通っていくらしい。
当初は高瀬ダム沿いを歩いて行き、湯俣温泉で一泊する計画を立てていた。しかし前日に連絡があり、増水で丸太橋が傾き、川が渡れなくなったらしい。(その後、この時間には渡渉できる水量にもどったと書いてある。)
ということで急遽、烏帽子小屋小屋経由の計画に変更した。湯俣温泉にもとても興味があるので、ぜひまた行ってみたい。
烏帽子小屋へのブナ立尾根ルート。登山スタート直後のトンネル。ひんやりしていて気持ちよかった。
トンネルのあとはつり橋。このあたりは、稜線から崩れてきた土砂が溜まった不動沢、濁沢とふたつの沢を抜けていく。
つり橋を抜けると、テント場があったが、コロナでキャンプ禁止になっていた。
急坂がはじまった。烏帽子小屋まで12区間に分けられていているようだ。
登り始めて最初の区間が、鉄パイプで足場を組んである急坂だった。整備されていないと通れないだろう、登山道整備されてこそ登らせてもらっているんだなぁと感じる。
ブナ立尾根に乗ると登りやすい。ブナ立尾根は北アルプス三大急登らしい。
ぐんぐん高度を上げて雲を抜けるとき、射し込む太陽の光がきれいだった。
三角点は英語でTRIG POINTというらしい。案内板によると4番まできたので、0番の烏帽子小屋もそろそろのはず。
徐々に樹木の背が低くなってきた。
紹介が遅れたが、今回の計画に乗ってくれたホソヤ。荷物も軽量化してきていて、ついて行けるかドキドキだ。
北アルプス稜線が見えてきた。船窪小屋のある七倉尾根かな。
烏帽子岳と南沢岳かな。烏帽子小屋まであと少し。
稜線が見えたら、烏帽子小屋はすぐそこだった。1280mくらいの高瀬ダムから2520mの烏帽子小屋まで1240mアップおつかれさまでした。長野県から登ってきたが、稜線に出たらここはもう富山県だ。
今日はここまで、3時間30分くらいの歩きだけ。明日が核心なのでがんばろう。
烏帽子小屋はソーシャルディスタンスが保たれていて快適だった。なんなら布団2枚分くらいのスペースに一人だった。布団に直接触れないように、持参したシュラフを敷いて寝る。
急遽前日に電話したにもかかわらず泊まれてよかった。今回はテント装備を担いできているが、烏帽子小屋のテント場はコロナで使えないのでしょうがない。
玄関からは、明日目指す赤牛岳が見えた。近くに見えるが、裏銀座縦走、読売新道とぐるりまわりこんでいくので、がんばるしかない。
自炊場から夕陽が見える幸せ。二郎系ラーメンを炊きながら眺めていた。
夕日が真っ赤に染まった。小屋のみんな(登山者も小屋番も)出てきて、きれいな夕陽を眺めていた。
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